2025年12月10日のFOMCで市場の予想通り0.25%の利下げを決定。大方予想されていたことなので、市場はそれほど強烈に反応はしていない。
上記引用している記事でも述べられているが、景気悪化を示す指標が利下げを実行するインセンティブになると考えられるので、「景気悪化→株価上昇」という一見不合理な現象が起きるように見えてしまう。
ヤフコメを見ていても利下げによる株価上昇については否定的な意見が目立つ。特に「景気悪化しているのに株価が上がるのはおかしい。騙し上げだ」というような意見だ。気持ちはわかるけど、過去の相場を見ても金融政策がトリガーになって相場が動いてきているというのがいつものことだと思う。今後もアメリカは金利下げ圧力が続いていくと思うので、中期的には上昇が続いていくのだろうと思う。
一方で、日本は逆に利上げ方向に進んでいくと想定されるので、日米の金融政策は真逆の方向に進んでいくことになる(つまり円高ドル安方向)。今のところ為替はあまり反応していないどころか、高市政権の積極財政期待からやや円安気味になっている。今後本格的に日米の金融政策が進んでいくと、為替の影響がどうなるか見物だ(今度は円高になって庶民の生活が大変だ!とか言うのかな…)。

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