令和7年8月22日(金)のニュース

アメリカは利下げの方向

22日に行われたジャクソンホール会議で、FRBのパウエル議長が利下げを行うことを示唆したことから、金曜日夜のアメリカ市場では株高となり、日本の先物市場でも株高となっている。

FRBパウエル議長、9月にも利下げ示唆「雇用の下振れリスク」指摘…トランプ大統領「遅すぎる」

雇用の下振れリスクが高まっているとのこと。確か直近の雇用統計でも新規就業者数の伸びが鈍化して一気に株安になってたような…そう考えたらこの流れは必然か。やはりFRBは雇用を第一に考えて政策調整を行っているのがわかる。
市場コンセンサスも9月のFOMCでの利下げを行う可能性が8割程度となっている様子。利下げは間違いなさそうな情勢だが、これでもし9月で利下げをしなかったらその時点ではかなり株価は下がりそう。
ただ株価は下がったとしても利下げは今後少しずつ実行していくと思われるので、今までと変わらず継続的にS&P500等のアメリカ株は買いか。

今後の日本への影響はどうか?

アメリカの金融当局は今後利下げの流れになると思うが、一方で日本(日本銀行)はおそらく少しずつ利上げをしていく方向になると思われる。
日本のインフレ率がかなり上がってきていることから、どこかの段階で引き締めていくことになるだろう。
そう考えると、日米の金融政策は真逆の動きとなる。前から分かっていたことだが、今後ドル円は円高に進むことを想定しておくべきだろう。現状の金融政策の方向性は前から予想はついていたが、それほど為替相場が反応していないというのがいまいちよくわからなかった。
ただ2022年ごろから急激に円安に振れ始めたのも実際にアメリカで金利を上げ始めてから(金利を上げる、と予想された段階ではあまり動かなかった)だったので、実際に政策が実行され始めてからの動きになるのか。
為替の動きを読むのは非常に難しいので、そういった事態にも備えることが大事か。

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